静岡で営業職に挑戦したいと思っても、残業がどのくらいあるのか、仕事が終わってから事務作業が続かないかと不安になる方は少なくありません。
働きやすさは残業時間の数字だけでは判断できません。求人票、面接、労働条件通知書を順に確認し、自分の生活や希望する働き方に合う職場かを見極めることが大切です。
残業時間は「平均」だけで判断しない
求人情報に月の残業時間が書かれていても、平均値だけでは日々の働き方までは分かりません。部署、担当エリア、経験年数によって差がある場合や、忙しい月と落ち着いた月をならして表示している場合があるためです。
法律上、一般の時間外労働の上限は原則として月45時間・年360時間です。ただし、これは快適に働ける残業時間の目安ではなく、法令上の上限です。詳しい制度は厚生労働省の時間外労働に関する案内でも確認できます。
数字を聞くときのポイント
- 通常月と繁忙期を分けた実績を聞く
- 営業職だけの数字か、全社平均かを確認する
- 残業が発生する主な業務と時間帯を聞く
- 直近数か月の傾向に変化がないかを確認する
繁忙期は時期と理由をセットで確認する
営業職では、商材の切り替え、キャンペーン、顧客の予算時期などによって業務が集中することがあります。通信回線などの代理店販売でも、配属先や取扱商材によって忙しくなる時期は異なります。
大切なのは「繁忙期がありますか」と聞くだけでなく、いつ、何が増え、どのように対応するのかまで確認することです。増員、担当件数の調整、翌日の準備の分担など、負担を抑える仕組みが説明されれば働く姿を想像しやすくなります。
面接で使える質問例
- 最も忙しい時期はいつ頃で、通常月と何が変わりますか
- 繁忙期には訪問件数や事務作業がどの程度増えますか
- 急な欠員や案件集中が起きたとき、チーム内でどう分担しますか
終業後の事務作業も見落とさない
営業の仕事は、顧客との商談だけではありません。日報、顧客情報の入力、見積もりの準備、翌日の訪問計画、社内連絡などが発生します。外回りを終えた時刻と、実際に業務が終わる時刻が同じとは限らない点に注意が必要です。
会社の指示で行う後片付けや報告、研修など、使用者の指揮命令下にある時間は、一般的に労働時間として扱われます。直行直帰の日にどこで記録するのか、スマートフォンから報告できるのか、日報にどの程度時間がかかるのかを具体的に聞いてみましょう。
「事務作業はありますか」よりも、「最終訪問後に行う作業を、順番に教えてください」と質問すると、実態に近い回答を得やすくなります。
勤怠管理と残業代の扱いを確認する
勤怠管理では、始業と終業をどの方法で記録するかが重要です。厚生労働省のガイドラインでは、使用者による確認や、タイムカード、ICカード、パソコンの使用記録など、客観的な記録を基礎にすることが原則とされています。
入社前に照合したい項目
- 求人票に記載された勤務時間と休日
- 面接で説明された通常月と繁忙期の働き方
- 労働条件通知書の所定労働時間、休憩、休日
- 残業の申請方法と、直行直帰時の打刻方法
- 固定残業代がある場合の対象時間数、金額、超過分の扱い
固定残業代の記載がある場合は、「残業が必ずその時間まである」という意味でも、「超過分が支払われない」という意味でもありません。対象となる時間数と金額、超えた場合の取り扱いを分けて確認してください。説明が求人票と異なる場合は、その場で結論を急がず、書面で確認するのが安心です。
自分に合う職場かを判断するために
残業への不安を小さくするには、時間の長さだけでなく、業務の分担、研修中の支援、得意不得意に応じた配属やフォローも確認しましょう。未経験の場合は、独り立ちまでの流れや、困ったときに相談できる相手が明確かどうかも大切です。
株式会社Liberteでは、未経験からの挑戦や、一人ひとりの得手不得手を活かしたキャリアを大切にしています。働き方や営業職の研修について気になる点があれば、採用エントリー・お問い合わせから、無理のない範囲でご相談ください。